一般社団法人 兵庫県造園建設業協会
管理詳細説明

管理詳細説明

 去る10月26日(金)~27日(土)の2日間、青森は弘前公園で会員17名が参加し
第2回目となる桜の育成管理の研修会が執り行われました。

 桜の寿命は一般的に40年~60年と言われていますが、ここ弘前公園の桜は、
100年を超える管理ができているとのことで、前回、2017年3月、雪の残る中、
冬期剪定の作業を見学させて頂き、また土壌改良の重要性などを座学で学ばせて
頂きました。

 

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 その後、実際の明石公園の現場では、これらの技術を実践することにより、少しずつ
ではありますが、桜の樹勢回復が診られるようになってきましたが、今回はそれら
取り組みに対する意見交換や、雪の無い時期での土壌改良の効果検証を含めた内容で
維持管理作業の重要性をより一層理解する事ができました。

研修風景

研修風景

管理詳細確認

管理詳細確認

 すこしご紹介すると・・・・・
 弘前公園も明石公園同様、土壌の特徴として史跡内である為、地下80cm以上の
遺構面は犯してはならないとの制限があり、もし枯れても植替えが出来ない条件も
あって尚のこと桜を守ることが重要な課題となっていることや

土壌改良の特別な制限

土壌改良の特別な制限

不定根の活用の重要性

不定根の活用の重要性

 その為の施肥のやりかたも、場所、間隔に注意しながら行うことで、花付には影響して
くるが、実際に根回りのところを掘って見せて頂きましたが、発根するのは表面に近い
浅い土壌の部分で、花や葉の繁茂に影響はあっても長寿の為の施策ではないこと。

施肥後の発根状況確認

施肥後の発根状況確認

肥料のまわりにできた細根玉

肥料のまわりにできた細根玉

 さらに、樹自体を支える為には直根が重要で、腐朽した部分から出る不定根を活用
することで幹を太くし長寿に導く方法があるなど貴重なお話を聴くことが出来ました。

日本一古い桜の木

日本一古い桜の木

日本一太い桜の木

日本一太い桜の木

 写真は日本一幹の太い桜と 日本一古い桜の写真です。
 近くで見るとすごい迫力でした。

 明石公園も間もなく築城400年を迎えることもあり、より一層、景観の充実を図る
ため、桜の樹勢、維持管理が重要な業務となってきます。
 今回得た情報、技術をより活用しながら、これからも努力を続けたいと思います。

 

 最後に、今回お忙しい中ご指導頂きました弘前市都市環境部公園緑地課のH様に
心より感謝申し上げます。