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一般社団法人 兵庫県造園建設業協会
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平成30年6月21日兵庫県民会館にて第43回通常総会が開催されました。
橋本会長から、最近では人材不足が問題となっているが若手職員の確保に向け就職説明会を検討したり
研修事業を充実させることにより会員の造園力を高め協力していかなければなりません。
また青森での桜の維持管理研修会、静岡での河津桜の研修会で得たことを明石公園や明石海峡公園を
はじめとした協会事業で実践していくので、力を合わせ取り組む事が重要であると所信表明がありました。

総会では議案について慎重審議の結果、出席者の総意をもって承認され滞りなく終了しました。
総会後兵庫県県土整備部まちづくり局都市政策課緑化政策班岡崎弘幸さまから
県民まちなみ緑化事業”について今年度の変更点などの説明をいただきました。

研修会においては、”共生の風景”と題し兵庫県立淡路景観園芸学校 校長 中瀬勲さまから
ランドスケープ・アーキテクツとしての体験談を交えた興味深い内容でご講演をいただきました。

会場を移し引き続き平成30年度兵庫みどりの集いを開催しました。
国交省近畿地方整備局 国営明石海峡公園事務所長をはじめ、兵庫県議会花とみどり議員連盟の
先生方、兵庫県県土整備部、兵庫県立淡路園芸学校、兵庫県園芸・公園協会など、
多くのご来賓の方々にご臨せき賜り、ご挨拶を頂きました。

当協会から兵庫県に、防災用品の目録を贈呈させて頂き、
乾杯に移り慶喜をつけて頂きました。

 

兵庫県花とみどりの議員連盟の先生方には、公務お忙しい中駆け付けて頂き、
副会長の藤田先生からご挨拶を、黒川先生から乾杯のご発声をいただき一層和やかな雰囲気で
懇親、情報交換ができましたこと、ここで改めて御礼申し上げます。

 

造園業界においても若手社員の確保、教育、技能の伝承も重要な課題です。造園業は人工知能(AI)が発達してもなくならない業種です。”風情”は人間のみが感じることができる感覚であり”風情”のある景色を作るのが我々造園業の仕事です。次世代へ技能の伝承はもとより”風情”という感覚を守っていかなくてはならないと思っています。
その為に造園技術の研鑽はもとより、地域社会へ貢献できる団体として、会員相互に協力し邁進してまいりますので
兵庫県造園建設業協会を今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 6月7日(木)、兵庫県庁建設業室より依頼を受け、県立相生産業高校へ建設業魅力アップ説明会と題して
造園建設業の魅力について説明を行いました。当協会からは田中副会長と金岡理事が講師となり90名の定時制生徒に
説明を行いました。
 当日は造園の歴史や資格制度、造園業に就職して欲しい人材はどんな人か?など説明すると共に写真や動画で造園の
仕事内容について熱く説明しました。最後には多くの質問が出され活発な説明となりました。この生徒さんの中から将来
造園の道に進まれる人材がおられる事を強く望みます。
 当協会では今後も兵庫県に協力し、建設業魅力説明会に積極的に参加してまいります。

 

 新年度がスタートした4月7日、当協会が県園芸・公園協会とJVで運営している国営明石海峡公園(淡路島)へ
役員がパトロールに入り植物の管理状況の確認や利用者の安全状況の確認を行いました。
当日はチューリップが満開の時期とも重なり多くの来園者が訪れる中、7人の役員が3時間にわたり園内を歩き、
公園担当者に改善点や推奨事項を指摘しました。今後も当協会では県民に喜んでいただける公園を目指してまいります。
 なお、4月は公園内の花が一番美しく咲く季節となります。
 是非、花との出会いに淡路国営明石海峡公園へ足をお運び下さい!

見ごろをむかえる園内のチューリップ

 

 当協会では毎年県内各地で「美しい県土づくりの為の緑化」という事業を展開しています。
今年度は昨年から県立赤穂海浜公園で取り組んでいた枝条架更新事業が完成し、同公園が開園30周年を迎えることから、
枝条架が立つ「塩の国」を利用する県民の利便性向上とイメージアップを図るため、美しい県土づくりの為の緑化事業で
案内看板と緑地を造成し、兵庫県に寄贈しました。
 春になれば寄贈した緑地にシバザクラの花が咲き、初夏にハナマスのピンクの花が来園者を楽しませてくれます。
今後も当協会では県内各地で美しい緑に係る事業に積極的に取り組んでまいります。

美しい県土づくりの為の緑化事業

 

 3月16日、県議会にて自由民主党の県議団と当協会正副会長との平成30年度予算編成に対する意見交換会が行われた。
当日は昨年秋に当協会から要望した事項についての経過と回答が述べられ①県民みどり税の継続、②造園関係公共事業の
拡充と造園専門工事業の優位発注、県内企業の下請け契約の特記記入、③環境緑化技術者の現場配置について当協会から
強く要望すると共にグリーンインフラ整備が話題となる中、関西で一番に兵庫県からモデル的にスタートする事を強く
要望しました。県議団から今後も継続し当協会の要望に応えられるよう努力すとのお言葉をいただきました。

 

 3月12日、兵庫県議会で花みどり議員連盟(会長:加田裕之県議会議員)が主催し、グリーンインフラ総研の
木田代表を講師に招き「グリーンインフラ勉強会」が開催された。当日は当協会からは11名の理事が出席しました。
グリーンインフラの整備が行われることに伴う防災減災機能や環境改善機能・癒し機能などについて聴講した後、
県会議員の先生方と当協会との意見交換が行われ活発な意見交換となった。特に兵庫県内でグリーンインフラ整備を
是非進めて欲しいとの意見が当協会役員から寄せられた。
 今後も当協会では兵庫県議会花みどり議員連盟の先生方とみどりについての勉強会をおこなうと共に
みどりに関する提言等も積極的に行ってまいります。

 

 (公財)兵庫県園芸・公園協会と緑のまちづくりセンターから四ツ目垣作成の講師派遣の依頼を受け、
当協会から森田・向内副会長を派遣し。2月13日加西フラワーパークで講習会が行われました。
この講習は各県民局に駐在する緑のパトロール隊員を対象に、研修会の一環で行われるもので、毎年当協会では
講師を派遣しており、今年も派遣要請が来たものです。
 当日は経験者が殆ど居らず初体験の隊員の方が多く、四ツ目垣は竹の交点をすべて造園技術の基礎となる
「男結び」で結ぶことから、普段では経験のない結び方であるため参加者の隊員皆様は悪戦苦闘しておりました。
しかし、講師と共に回数を重ねると上達していきました。
 当協会では機会を捉え、県民の皆様に造園の素晴らしさを啓蒙する活動を積極的に進めていきます。

男結びに悪戦苦闘する参加者

 

2月23日から2日間にわたり伊豆半島において樹木の視察・研修会を開催した。
23日は熱海の来宮神社において、国指定天然記念物である楠を視察した。
この楠は樹齢2千年を超えるといわれ、本州一位の巨樹としても知られている。
また日本屈指のパワースポットとして知られており、健康長寿・心願成就のほかに、幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説や、心に願いを秘めながら1周すると願い事が叶う伝説などもあるようである。
また、今から百二十年前の嘉永年間に熱海村に大網事件という全村挙げての漁業権をめぐる事件が勃発し、その訴訟費等捻出のため、境内に聳え立っていた七本の楠のうち五本は伐られた。古記によると、残されているこの大楠をも伐ろうとして樵夫が大鋸を幹に当てようとしたところ怱然として白髪の老人が現れ、両手を広げてこれを遮る様な姿になると大鋸は手元から真っ二つに折れ、同時に白髪の老人の姿は消えてしまったとのこと。
これは神のお告げであるとして村人等は大楠を伐ることを中止したと伝えられている。
実際間近で見ると圧巻されてしまうほど大きく、幹回り24mの周囲を散策しながら、会員も2000年を超える時の流れを各々感じ取っていたようである。

少し南下し伊東市大室山のふもとにある「さくらの里」において伊東市の担当者に案内を受け問題や課題などを聞くことができた。
約40,000㎡の園内には約40種1500本の桜が植栽されており9月下旬から十月桜が咲き始め、5月に開花する佐野菊へと8か月にわたり様々な桜が開花する場所となっている。
担当者の話によると、樹勢、費用、花数、剪定方法、、てんぐす病駆除など様々な問題や課題を抱えてはいるが、実際には費用の問題もあり、てんぐす病の駆除をしている程度の管理にとどまっているとの事であった。先日の関東地方の積雪の影響もあり、桜の花はカンザクラが2~3分咲きの状況ではあったが、会員の課題と重なる部分もあり、実例を見ながら多人数で意見を出し合い問題の解決方法を探っていた。ある会員の中からは、前回視察に行った弘前の桜の維持管理方法を応用できるのでは?などの意見も出ており非常に有意義な研修となった。

翌日は河津町にて桜並木の視察に行ったところ、河津桜まつり期間中で道路は渋滞、駐車場は満車と大変な賑わいとなっていた。期間中に約100万人が訪れるとの事で大きな観光資源となっている。

こちらの桜は河津桜という品種で、昭和30年ごろ冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約1メートルの桜の若木を偶然見つけ庭先に植えたのが始まりで、約十年後昭和41年1月下旬花が咲き始めた。その後の調査で新種の桜とわかり河津で生まれた桜であることから河津桜と命名された。この桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種と推定されている。

 

今回は河津桜原木と桜並木を樹木医の水戸氏とボランティアガイドの案内で視察した。
河津桜原木は8分咲きで見ごろを迎えていた。原木を鑑賞しながら河津桜の解説をエピソードを交えながらうかがうことができた。やはりここでも剪定方法や植栽基盤の話題になり、今後当協会で維持管理している案件についても実践していく話が盛り上がりを見せていた。

その後歌でも知られる「浄蓮の滝」を見学後「沼津御用邸記念公園」を視察した。
この公園は造園会社が指定管理者として運営しており、見習うべき点も多いと感じた。こちらもボランティアガイドの方々に案内を受けたが、ガイドの方がイキイキとしており、限られた時間の中で要点をとらえた案内が印象に残った。

今回の視察・研修は、大クスノキや桜について、会員が造園人として新たな知識を得ることができ、会員間で得た知識の活かし方について意見交換ができた有意義な視察研修であった。

 

 平成30年がスタートした1月13日、県内北部では大雪ニュースが流れる中、当協会と県園芸・公園協会
とJVで運営している国営明石海峡公園淡路地区の公園を良好な状況にしようと理事7人が園内をパトロール
した。当日は淡路島でも太陽が出ていたものの風は冷たく悪天候ではありましたが、訪れる皆様に安全で快適に
園内の植物を楽しんでいただこうと、公園施設や植物の状況を園内1周パトロールし改善点を検討しました。
今後も当協会では月1回のペースで園内のパトロールを実施します。
 2月以降になるとカワヅザクラの開花やチューリップが開花する国営明石海峡公園を訪れてみてください。
 新しい花との出会いがあるかも!

園内の花苗状況の検討

施設を点検

2樹木医を交えて樹木状況検討

 

新年明けましておめでとうございます。
県民の皆様、会員の皆様におかれましては新しい年を迎えられた事をお慶び申し上げます。

 

昨年は、国内外ともに非常に選挙が多く行われた年でした。
7月の県知事選挙にはじまり10月には国政選挙と地方自治体も多数あり、
各地で様々な国民の声が届いたのではないでしょうか。
世界各地では北朝鮮のミサイル問題や欧米諸国でのテロに関する報道ばかりの1年だった
様に思われます。自然災害等も各地で多数有り、10月の台風21号では県内でも多大な
被害が発生しました。街路樹や公園樹木、自然樹林などの倒木の被害状況を多数確認いた
しました。改めて我々の造園業である樹木の考え方を見直す部分が多数ありました。
今後も防災意識を考慮しながら緑と接していかなければなりません。
昨年は、協会として弘前公園のさくら樹勢回復研修会、赤穂海浜公園枝条架改修工事、明石公園
さくら樹勢回復工事など多数の事業・研修がありました。国営明石海峡公園管理業務や
県民まちなみ緑化事業を含め 様々な事業を行っております。この事業経験を我々が
しっかりと生かし将来の人材育成、業界発展、社会活動に貢献していかなければなりません。
造園業界は建設業の中でも大きな業界ではありませんが、唯一植物と自然を身近に感じられる
職種です。人工知能やロボットの時代が訪れていますが、造園業界にしかできない
仕事もまだまだ沢山あると思います。時代の変化に対応しつつ、人のやすらぎを
末永く暖かく作れるような業界でありたいと思います。

新年を迎え、平成30年節目の年です。 皆様のご健康、ご健勝を心より祈念申し上げます。

 

副会長  森田  睦