一般社団法人 兵庫県造園建設業協会
TOPICS

 9月23日、県立明石公園で毎年恒例となっている「ひょうごまちなみガーデンショー」がスタートを
きりました。当協会では、県民にみどりの尊さをPRし、みどりの普及啓発に少しでも貢献しようと、
毎年、実行委員会に加わり取り組んでおります。今年もPRガーデンやデモンストレーションガーデンの
製作、みどりの相談コーナーの対応、子供達が喜ぶミニショベル試乗体験を実施しました。

花苗の無料配布

子供たちが喜んでミニショベル体験

地域安全やまちなみ緑化事業を担当する兵庫県の担当者の皆様と花苗を無料で配るイベントも併せて
実施しました。
 まちなみガーデンショーは10月1日まで開催されておりますので、是非明石公園にご来園下さい。
新しいみどりの発見があるかもしれません。

兵庫県造園建設業協会会員作成
「中西総合ガーデン」PRガーデン

兵庫県造園建設協会会員作成
「前田造園土木」デモンストレーションガーデン

 

 平成29年9月21日、兵庫県庁議会棟で自民党兵庫議団代表に対し、当協会の正副会長が政策要望を
行いました。当日は、9名の先生方に造園業界が抱く問題点を業界の立場で説明し活発な意見交換となり、
県民みどり税制度の維持継続、公共事業での緑化の充実と公園緑地の再整備、造園事業の担い手問題、
下請での県内造園業の優先、県組織への造園関連職員の配置要請をおこないました。
 最後の建設常任委員長から今回の意見を踏まえ県政の製作に参考します。
今後も自民党をよろしくお願いしますとの言葉で意見交換会が終了しました。
 当協会では自由民主党と友好関係にあり、今後とも造園業界の問題点を色々な場面で発信して行きます。

 

枝条架

 当協会では赤穂海浜公園の枝条架(竹や丸太を使った製塩施設)更新に伴い、
平成27年度から兵庫県園芸・公園協会から相談を受け、竹などの植物材料を使う施設であることから、
枝条架の調査業務を受託しておりました。昨年末会員各社へ製作お願いしておりました粗朶を
今年度取付することとなり、会員各社に参加を募り、8月29日に取付体験作業を実施しました。

枝条架の今昔を聞く

 当日は気温30度を超える晴天でありましたが、会員10余人が参加し、日ごろの造園技術を駆使し
取付作業に臨みました。神戸から参加している若手作業者は「炎天下の作業でしたが、次の更新の際も
造園業として、この事業に携わりたい」と感想を述べていました。
当協会では今後も植物材料を使った事業に挑戦したいと考えております。

 

これからの都市公園研修会

 去る平成29年8月28日(月)、大阪歴史博物館 4階講堂にて 一般社団法人公園管理運営士
関西支部 主催による 「これからの都市公園」と題して 都市公園法並びに関係法の改正に関する
研修会が開催され、当協会の10数名が参加致しました。

 都市緑地法及び都市公園法の一部改正により、改正の社会的背景やその趣旨、ポイント
などを理解し、これからの都市公園のあり方を考える研修会ということで、当協会でも取組みのある、
国営明石海峡公園淡路地区や明石城公園、赤穂海浜公園などの管理、運営などもイメージ
しながら、耳を傾けて参りました。

 基調講演として、国土交通省都市局公園緑地・景観課 課長の 町田 誠 氏より
「都市公園を取り巻く社会的環境の変化に対応した公園のあり方」として全体像を整理した
お話を頂き、後半では実際に都市公園を管理・運営・計画・経営しているパネラーを交えて
また、当協会の顧問で公園管理士会の関西支部長でもある、石原憲一郎氏がコーディネーターを
努めたトークセッションにて、現状の問題点や運営に関わる経緯、今後の方向性などを聞くことが
できました。

 人口減少にて、税収も減少し、行政もスリム化しなければならない時代に入り、今までの
公園の使い方、管理方法などを 民間の知恵や力を活用しながら、人の輪、地域の輪、賑わい
経済的な潤いを求めて変わらなければならない仕組み。
 市県民、行政、公園運営に関わる民間業者などそれぞれが、WINーWINの関係になれるような
公園管理の手法が実現できるよう、当協会も努力して参りたいと思います。

 

 去る平成29年6月21日(水)、兵庫県民会館3F 303号室にて、第42回通常総会が
開催されました。

 

 

    橋本会長の挨拶では、近年の事業の広がりをうけて、明石公園の桜の樹勢回復や
兵庫県立赤穂海浜公園 塩の国の枝条架更新業務の協力体制、また、国営明石海峡
公園の管理委託業務の取り組みや、鳥インフルエンザへの防疫体制、さらには、明石城
築城400年に向け、城と緑の景観づくり、若年層に向けた花育教育など、多くの課題に
ついて、結束して取組もうとの所信表明がありました。

 

 

 

 総会の会務報告でも、上記の内容に関連した事業報告がなされ、会員の総意をもって
承認され、滞りなく総会は終了致しました。

 

 その後、恒例の研修会として、当協会の顧問であり、花と緑のまちづくりセンターセンター長石原憲一郎様から「ひょうご花緑創造プラン」と題してご講演を頂き、最近の社会情勢の変化に応じた花と緑の施策に関する考え方や取組み事例をご紹介頂き、今後の動きに大いに参考になる講演を聞かせていただきました。

 

 

 

 部屋を変え引き続き 平成29年度 兵庫みどりの集いを開催致しました。
国交省近畿地整 国営明石海峡公園事務所長をはじめ、兵庫県議会花とみどり議員連盟の
先生方、兵庫県県土整備部、兵庫県立淡路園芸学校、兵庫県園芸・公園協会など、
総勢18名のご来賓の方々にご臨せき賜り、ご挨拶を頂きました。

 

   

 

 

 懇親の場となる前に、当協会から兵庫県に、防災用品の目録を贈呈させて頂き、
ようやく乾杯のご発声! 和やかに慶喜をつけて頂きました。

 

   

 

 兵庫県花とみどりの議員連盟の先生方には、公務お忙しい中駆け付けて頂き、
会長の加田先生、副会長の藤田先生からご挨拶を頂き、一層和やかな雰囲気で
懇親、情報交換ができましたこと、ここで改めて御礼申し上げます。

 

   
 

 

 兵庫県の造園業を取り巻く環境も、社会の変化に応じた厳しさはあるものの、
植物という生き物の生長をコントロールしながら、これらの機能、特徴を利用して
社会に貢献できるのは、まさに私たちの仕事!
変わりゆく社会の中で、快適で活力のある環境づくりを目標に、幅広く対応していこうと思います。
新年度も兵庫県造園建設業協会を よろしくお願い申し上げます。

 

 

 5月9日、会城400年に向けて準備を進める明石公園で、兵庫県、園芸・公園協会の職員の方々へ
サクラの維持管理や剪定方法、防除方法について施工者としての考え方で当協会橋本会長が説明しました。
当協会では以前から明石公園の食部に関する委員会等に参加させて頂いておりますが、
今後も積極的に関わってまいります。

   

 

 
 

 当協会が大変お世話になっている兵庫県園芸・公園協会。 その事務所は
 明石公園内にあります。
 明石公園といえば、桜に包まれた明石城を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
 3年後には築城400年を迎え、さらに明石市の市政100周年とも重なり、大きな
 イベントが控えています。

 
 その明石公園、花緑中心にいろんなイベントでお手伝いさせて頂いておりますが、
 この公園の桜が、年々樹勢が弱くなってきているのではないかという課題が
 数年前から検討されていました。
 

 桜の寿命はおよそ60年だとか耳にしたことはないでしょうか?
 植えられて40年を越した頃から衰弱し始め、人の手を入れなければそうなって
 しまうのが一般的らしいのですが、では、全国にある桜の名所はどうしているのか?
 という事で、前置きが長くなりましたが、去る3月2日(木)・3日(金)の2日間、
 当協会技術委員会主催による桜の維持管理について、桜の名所百選でも
 知られる青森県は弘前市の弘前公園にて研修会を実施しました。

 「弘前公園の桜祭り」全国的にも有名で、その開花期はゴールデンウィーク頃。
 兵庫県とは約1ヶ月遅い時期ですが、研修にお邪魔した際に行なっていた作業が
 冬季剪定でした。

 
 

 「桜切るバカ、梅切らぬバカ」、桜は切り口から病気が入りやすいことから俗に
 こう言われるようになったようですが、兵庫でもあまり積極的には実施していません。

 この弘前公園には、2600本の桜の木があり、その65%がソメイヨシノ。
 そのソメイヨシノの日本最古といわれる樹が樹齢134年で、その他100年超えの
 ソメイヨシノが、400本以上もある、これはいったいどうしているのか?

 

 青森といえばリンゴの生産量日本一。 津軽近郊はどこを見てもリンゴ畑。
 弘前の桜の維持はこのリンゴ農家の栽培方法にありました。
 リンゴ農家は、実の収穫の際に樹が高くなってしまうと手間がかかって非効率。
 そこでリンゴの樹に高さを止め、横に枝を伸ばす。さらに剪定により新梢を
 増やすことで実付きの量が増えるなど、いろんな経験が現場で生かされていた
 とのことでした。

 
 

 弘前方式の桜の剪定は、このリンゴ栽培の技法を取り入れ、高さを抑えながら
 普通なら除去してしまうヒコバエなどを残し、絞込み、老枝と入替え更新することで
 長く、しかも花付の良い状態を維持することに成功しているとのことでした。

 
 

 写真でお分かりでしょうか? 花芽が7つも出ているこの状態。眼からうろこの
 技術でした。

 
 

 また、桜には冬の寒肥(開花前)と開花後のお礼肥えが必要であると
 強調されており、毎年続けることで開花量が維持できるもので、一旦、ストップして
 開花量が落ちてしまうと、元に戻すまでに2~3年は掛かってしまう、そういう
 大切な作業であることも、学ばせて頂きました。

 

 今回の研修は、座学、現場視察などその準備に弘前市公園緑地課チーム桜守の皆様に
 大変お世話になりました。 この頁をお借りして改めて御礼申し上げます。

 今回の研修結果から、明石公園の桜が再生できるかどうか、各御担当の
 皆様と協議しながら進めていきたいと思います。

 

  兵庫県での園芸療法は阪神・淡路大震災をきっかけとして広がり、今、医療・福祉・教育
などの分野でたくさんの人々の心を癒している。
 昨年は東日本大震災(岩手県陸前高田市、釜石市)と熊本地震(益城町)において支援活
動を行った。その中でも12月の益城町でのことを報告したい。

 益城町には18か所の仮設団地があり、淡路景観園芸学校園芸療法課程の教員で訪問した
のは、馬水東道仮設団地で戸数56の比較的小規模な団地だった。大規模団地に比べて、あ
まりイベントが入っていないと受入れ窓口となっていただいた九州キリスト教災害支援セ
ンターの方からうかがった。

 大人から子どもまで15名程に参加いただき、クリスマスとお正月のリースを作成した。
ゴヨウアケビの蔓で作った土台に毛糸を巻き、マツカサやフウ、ヤシャブシ、ヒノキなどの
木の実をボンドでつけていく。生活面でも気持ちの面でも様々な状況の方がおられるだろ
うに・・・と少し心配していたが、むしろ歓迎されたようで、安心した。「すごく楽しかった。
またやりたい」と言っていた子どもや「もう8か月もたっているのに覚えていてくださって、
遠くから来てくださって本当にありがたい」と涙を流されていた若いお母さん・・・
「少しずつ自分たちでも何とかしようと思っている」と言われていた方もおられたと、
後でうかがった。

 現地で生活再建にむけてのサポートやメンタルケアをされている方には及ばないが、
今後、訪問を重ね、より深いかかわりが持てるようになると、園芸療法士として役に立てる
ことも増えてくるように思う。

兵庫県立淡路景観園芸学校 景観植物資源部門
インストラクター 上地 あさひ

活動の様子  制作したリース

 

 新年 おめでとうございます。
 県民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 昨年は英国のEU離脱問題や米国トランプ氏当選、国内では東京都の小池知事の出現など、大きな変化を予兆させる出来事が続きました。
そして、世界各地では大雨や飢饉、地震など多くの天災にもみまわれ、日本においても各地で震度3以上の地震があり、4月の熊本においては人命もさることながら多くの被害をもたらしました。心からのお見舞いを申し上げます。地震については、我々が在住する関西においても常に南海トラフ地震発生を警戒し、準備をしておかなくてはならない状況です。

 さて、昨今の緑化についての現状ですが、道端の街路樹を見ておりますと造園関係者が施工したところとそうでないところ、もしくは予算的なものでそうせざる負えないところなど、様々な状況を目にいたします。樹木は人が手を加えなければ自然系で大きくなるだけです。しかし、手を加えることにより、日陰をつくったり木漏れ日を浴びるようにすかしたりと様々な形を造ることが出来ます。公園や植栽帯をみても、綺麗に管理が出来ているところも少なく思います。公園は有事の際の避難所や待ち合わせ場所など多くの活用方法がありますし、植栽帯は阪神淡路大震災でもありました延焼防止の役目を果たします。それに我々の業界の作業で感じることは手入れのされていない植栽帯には空き缶やビニール袋など、多くのゴミが捨てられているということです。モラルの問題と言えばそれまでですが、人の心情として綺麗なところにはゴミは捨て辛いのではないかと思います。
 地域によっては近隣の方々が集まって、清掃活動や緑地帯の整備活動などを行っているところもあると思いますが、兵庫県では県民みどり税を活用した「県民まちなみ緑化事業」が継続されております。これを広く県民の方々に活用していただき、樹木や草花に対する興味を持っている方々には今以上に、そして子供たちにも気軽に触れ合えて自分たちが関われる身近な「みどり」として接していただきたいと考えております。そしてこのような活動が近隣の方々との交流の場となり、その交流が近隣の防災・防犯にも繋がっていくのではないでしょうか。

 私的な雑感となってしまいましたが、世の中は様々なことが密接に繋がっております。街・生活・気候・天候、そして人。すべてのことが繋がっているからこそ、我々の造園業界は「みどり」を通じて社会に貢献していければと考えております。

  最後に、皆様にとってより良い一年となりますように心より祈念申し上げます。

一般社団法人 兵庫県造園建設業協会
 副会長 向内 英光

 

    12月10日(土)昨年より当協会が関わる枝条架の更新に伴うイベントが赤穂海浜公園で開催され、
当協会からも3人が参加し、枝条架の作成方法について検討しました。
 当日は午前に関係者で枝条架を試作し午後から一般来園者も参加し枝条架を作成しました。

 %e2%91%a0%e6%9e%9d%e6%9d%a1%e6%9e%b6%e3%81%ae%e4%bd%9c%e3%82%8a%e6%96%b9%e3%82%92%e6%a4%9c%e8%a8%8e%e3%81%99%e3%82%8b%e5%8f%82%e5%8a%a0%e8%80%85  %e2%91%a1%e6%9e%9d%e6%9d%a1%e6%9e%b6%e3%82%92%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%81%99%e3%82%8b%e4%b8%80%e8%88%ac%e5%8f%82%e5%8a%a0%e8%80%85
枝条架の作り方を検討する参加者 枝条架を作成する一般参加者
 赤穂海浜公園に現存する製塩技術として枝条架は昭和の産業遺産としても価値が有り、
竹材を使った材料を使うため竹を扱う造園業者の団体である当協会が関わるものです。
枝条架は来年度中に兵庫県、赤穂市によりリニューアルされる予定です。